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子育て講座「何が大切?就学前の子育て」~将来を見据えつつ、今を豊かに過ごすには~

日時 H22年 10月27日(水)
午前 10:00~11:30 (受付 9:30)
場所 ときがわ町文化センター(アスピアたまがわ)
講師 汐見稔幸さん 白梅学園大学学長・東京大学名誉教授

子育て情報があふれる世の中、子どもたちが健やかに育つためには、この乳幼児期にはいったい何が大切なの
でしょうか?
この時期を豊かに過ごすにはどうしたらよいのでしょうか?
自らも3人の子どもの育児に関わってきた父としての体験から、父親の育児参加も呼びかけています。
NHK「すくすく子育て」でもおなじみの汐見稔幸さんのお話を聞きながら、みなさん一緒に考えていきましょう。
参 加 券 :200円(9月1日より配布)
申し込み制 :10月22日(金)まで
保育申し込み:10月22日(金)まで(先着10名)
保育料として予約時に300円必要です。
問い合わせ・申し込み
: 子育て支援センター“ときがわ”(はなぞの保育園内)
電話0493-65-2655
主催 :子育て支援センター“ときがわ”
共催 :社会福祉法人福祉法人はなぞの保育園
学校法人ときがわ幼稚園・はなぞの第二保育園
後援 :ときがわ町・ときがわ町教育委員会
■ 幼少期に本当に必要なこととは
アメリカで、大学の若手数学者に早期教育に関するアンケートをとったところ、「早期教育を受けた」という人は、なんと0%!逆に、共通する回答は、「子供の頃はた
くさん遊んでとにかく楽しかった」ということ。知的な発達という側面だけでなく、人間の成長にとって、幼少期に「楽しかった」という思い出をたくさん持つことがどれだけ大切か、ということを訴えたいのです。

■今は子育てしにくい時代
昔、私達が子供だった頃は、子どもは昼間、地域社会に「放牧」されていました。年齢の異なる近所の子ども達と駆け回って遊び、そして出入り自由の「厩舎」に出入りして遊び・・・夕食時に呼ばれて初めて自宅に戻る。地域社会の中で存分に人と触れ合い、自然と触れ合い、好奇心を刺激され、探究心を満たすことが子供の当たり前の姿でした。
今は母親が一人で、家の中で、子供を育てているようなものです。地域社会がみんなでやっていたことを、たった一人で、しかも家という囲われた場所で行おうとするのですから、そもそも無理があるのです。これは大人にとっても子供にとっても、大変なことです。

■父親の役割
江戸時代に日本を訪れたヨーロッパ人が非常に驚いた日本の習俗のひとつに、「父親の子育て」があります。実際、明治のある時期までは、父親は育児に、かなり参加していた・・・というより、育児の責任は父親にあったのです。母親は家事に、仕事(農業や商売など)に忙しい。子供のおしめを換える、泣く子をあやす、遊び相手になるなど、子育ての責任と実労は父親が担うものでした。当然のことですが、おっぱいをあげること以外は、全て他の人でもできるのです。出産も座位が主流でしたから、父親が後ろから母親をがっしりと支え、共同作業で出産していたともいえます。
その様相が変わってきたのは、大正の終わり、そして本当にやらなくなったのは戦後でしょう。サラリーマン世帯が増え、職場と家庭の距離が遠くなり、父親が会社という擬似家族にとりこまれ、自身の家族との距離が遠くなったことが原因ではないかと考えられます。
こうして、労働形態の変化が、子育ての形態の変化につながったのですが、それを今は母親が一人で抱え込むという状況がある。無理があるのは当然です。

■ 子育てにはモデルが必要
もっと子育てに関わって欲しい、と母親が願ったとして、それに応えることのできる父親がどれだけいるでしょうか。今の父親は、自分が父親に育てられた記憶があまりないかもしれません。「お父さんとこんなことして楽しかった!」という楽しい思い出の蓄積がない、ということです。
人は、自分の子供を育てるとき、自分の親をモデルにします。「自分が子供の頃どう育てられたか」が子育ての指標になるのです。父親がかかわることの少ない子どもが父親になったとき、戸惑うのは当然ともいえます。やってもらったことのないことをするのは大変です。ですから、その父親が頑張ってしたことに対しては、感謝してあげてほしいと思います。

■ 身体は使わなければ育たない
子どもにとって「子ども時代の楽しい思い出」は人生をつくる基礎、土台となるものです。
身体の使い方は身体が覚えます。小脳は“楽しく覚えた”ことは忘れません。幼少期、生活の中で好奇心いっぱいに身体を動かす。それは、「生活を手作りできる力」の基礎になります。それは、「人生を手作りできる力」、自分の人生を自分で楽しくする力となるのです。
子どもが「好奇心いっぱいに遊ぶ」「一生懸命遊ぶ」環境を保障してあげるのが親の務めではないでしょうか。しかし、母親一人では無理です。カップルなら父親が、シングルなら保育園などの仲間で協力して子育てしていく必要があるでしょう。

■ 子ども時代(少年少女期)の重要性
人生はずいぶん長くなりました。しかし、幼児期の長さは変わりません。そして身体的な思春期の始まりは早くなっています。短くなったのは子ども時代(学童期、少年少女期)です。
幼児期は親に与えられた世界で遊びます。学童期は子ども同士、親の知らない世界で一生懸命遊びます。大人の世界を気にせず、ただひたすら自分の楽しさを追求する時期なのです。それがその後の人生の重要な土台となるのです。
そういう重要な時期をゆっくり過ごすことができなくなったことで、子ども達は苦しんでいます。身体の思春期は早くなりましたが、心が追いつきません。そこへ、社会が子ども達を大人の世界に追い立てます。心と身体のアンバランスに苦しむ子ども達は、見掛け倒しの「大人」をまとうことで何とかバランスを取ろうともがきます。それを食いものにする社会。全て私たち、大人の責任です。
 子供時代が大事にされない社会は、不幸です。その時期がその後の人生にとってどれだけ重要なものかを考えると、自ずとわかることです。皆さん、子どもが子どもらしく遊ぶ時間をもっと大事にしてあげてください。日々の生活の中で、自然の中で、夢中になって思い切り身体を動かし、大人になって回想しても「楽しかった!!」とワクワクできるような思い出をたくさんつくってあげてください。それが子供たちの生きる力となるのです。

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汐見稔幸先生:東京大学大学院、教育学研究科、教授。専門は教育学、子どもの発達的人間学(教育人間学)、特にことばと人間形成。

<育児・幼児教育関係の主な著書>
『幼児の文字教育』(大月書店)
『いきいき小学生』(大月書店)
『元気が出る中学生の本』(大月書店)
『素敵な子育てしませんか』(旬報社)
『年齢別保育実践シリ‐ズ』保育園編・幼稚園編(編著、旬報社)
『このままでいいのか、超早期教育』(大月書店) 他多数

男の子の子育てが難しくなってしまった大きな理由

みんな、男の子の子育てでは悩んでいるようですが、そもそも現代は男の子を育てるのが難しい時代なんです。
理由はいくつかあります。

 そもそも男の子は、攻撃性というか、冒険心や、征服欲、スリルなどを求める気持ちを持っているものだということを知ってほしい。60年代までは、男の子は、地域で異年齢の集団の中で毎日遊んで、そういう気持ちを満たすことができた。そして、その中で、たくらむ力、体を精一杯動かす快感、遊び文化を共有することで芽生える仲間意識、泣き虫な子、強い子とうまく遊ぶという人とかかわる力、社会性、そして自分勝手を許さないという子ども社会のモラルを身につけていったんです。つまり男の子は人間性の基本にある、かなりの部分を自主的に身につけたんですね。ところが70年以降になると、子どもが安心して遊ぶ場所がなくなってしまった。そして子どもたちは家に入り、アニメやゲームという、家の中で自己完結できる世界を持つようになり、外で思いっきり遊ぶ体験がなくなった。すると、それまで自然に身につけてきたものを、すべて親が教えなければならなくなる。口やかましくなり、神経質な育児が始まるんです。

 また、高度経済成長の最中に育った父親は、仕事で父親が不在のため、主に母親に育てられた。だから、父親のモデルがあまりない。加えて、今はたくましさや、男らしさという、大人の男のモデルもなくなってしまった。だからお父さんたちが、男の子の育て方のイメージがよくわかないんです。
 以上が、男の子の子育てが難しくなった理由だと思います。今は男の子を育てることが歴史的にむずかしい時代なのです。このことをよく認識して、親は知恵をしぼらなきゃいけないんです。


外で遊ぶ、自立を助ける、夫婦でしっかり話し合う、これが基本

 じゃあどうすればいいかというと、僕は、子どもを外に連れ出して、いっしょに思いっきり遊んであげることだと思います。毎日小さな自然の中に連れ出してやる。小さい子は「年齢×キロメートル」は歩かせる。そして子どもの体を鍛えてあげることです。それは子どもに冒険する力をつけてあげることだし、エネルギーを発散させることでもあります。やがては外で起こった子ども同士の問題も、自分たちで解決する力を身につけるでしょう。

 今の子どもたちが家の中で暴れるのは欲求不満なんです。特にエネルギーが余ってる子を家においといて、「それしちゃダメ!」ばかり言っていたらストレスがたまって、ますます乱暴になりますよ。子どもにはそれしかストレス解消の方法がないんだから。
 2~3才ぐらいは、父親と母親の区別なく、いっしょに遊んで、子どもを肯定的に見て、大きく包んでやればいい。でも3~4才を過ぎたら、運動への意欲も、能力も高まってくるので、お父さんがスポーツで、子どもの身体能力を高める遊びをしてあげてほしいと思います。外遊びが苦手なお父さんも、がんばってやってほしいですね。

 もともと内向的で、お母さんにベッタリな子もいるでしょう。でもそういう子も外で過ごす時間をつくる。でも無理に友だちの中に入れる必要はないと思います。小学校に上がれば、気の合った友だちができて、外とのつながりもできるし、いつまでもママべったりじゃ恥ずかしいと思うようになって、自然と離れていきます。それまでは、子どもが望むようにそばにいて、少しずつ一人でできることを増やしていけばいい。うまく自立させるということです。

 一慨には言えませんが、犯罪を犯した子どもたちは、親子のコミュニケーションがうまくとれてなかったんじゃないかな。親は普通にやってるつもりでも、干渉が多すぎたり、子どもが納得していないのにやらせたり。そういう後遺症で、親に対する不満と、自分を受け入れてもらっていないという不安という対立する2つの感情を同時に持つことになり、不安定になってしまったんじゃないかと思うんです。親が過干渉になるのは、子どもを信頼していないからだと思うし、それが子どもを不安にさせるんですよ。

 もうひとつ、とても大切なことがあります。それは夫婦間で子育てについて徹底的に話し合うということ。それは親の義務でもあると思います。今の時代の子育ては非常に難しく、当然失敗もあるし、だからこそ夫婦でしっかり話し合って、同じ考えでやっていくことが大事。ケンカしても、それを突き抜けて話し合って、解決策を見つける。それが家庭の文化の基本だと思うし、親のそういう姿を見て、子どもはたくさん学んでいくんですよ。


汐見先生は、どういう子育てをすれば格差社会を生き抜けるか結論を先に言った。
 今や日本の貧困層は2000万人、世界第2位の貧困率。社会に差別と貧困が生まれつつあり、もはや「親はなくても子は育つ」時代ではない、
「親がしっかりしていないと子どもは育たない時代になった」と前置きをして、だからこそ、「こんな社会に疑問をもつ人間に育てなくてはならない」と。
 それは「自分の子どもさえ良ければ良い」という考えとは対極にあるものだと思った(猛省)。

 今は1年先でもどうなるか分からない世の中。変化が激しい、将来の予測ができない社会の子育てはむずかしい。社会は猛スピードで変わっているのに、
子育て感はまったく変わっていない。今の価値観が10年先に通用するとは限らず、古いことを知っていることが何の役にも立たない。
 そんな世の中を生き抜くには「自分のことを自分で決められる子ども」にしなくてはならない。判断力の基礎は「自分に対する信頼感」。いま親として
やらなくてはならないことは、「本人がおもしろいと思うことを一生懸命にやらせる」こと、「本物の体験をさせる、感動させる」こと、そして、
『大丈夫、あなたなら出来る』と子どもを肯定してあげること。子どもの話を聞き、共感し、一緒に考え、励ます。
 この際、自分の子育てを語るのはやめよう……最後に汐見先生の一言―-「政治を信用してはいけない」。政治が、公共がなんとかしてくれる社会では
なくなっていく、それでいいとは思わないけれど……本当のこと、なんだろうなと思う。


「子育てを楽しむコツ」~ほめるより共感する子育て~」

子育てのコツとして大切なことは、子供の個性を大事にすること。
「そこはあなたの財産だよ。」と親が共感し、個性を育ててあげる。
そうしてこそ子供は伸びていく。

褒め方について
「上手ね。」「がんばったね。」「おりこうさんね。」という人格全体を褒めるようなやり方はよくない。
「~~というところがよかったよ。」と具体的に褒めることが大切。
しかるときも具体的に「こうこうこうしたから失敗しちゃったね。」と具体例を出すことが大切。

もう一つ大切なこと、子供を徹底的に遊ばせること。
子供は遊びの中から、もっと楽しく・もっとスリリングにと色々なことを自分で見つけていきます。
色々な体験から得た「楽しい・怖い・うれしい・寂しい」という感情が記憶を残します。
文字が読めて本が読めても、それに基づく体験がないと共感できません。
体験が豊かであればあるほど、理解ができるようになります。
させられている気持ちでは伸びていきません。
させられている気持ちでやると、すべてが受身になり、自信がもてなくなります。
子供は遊びの中から見つけます。
子供時代はぜひ、徹底的に遊ばせてください。


親が子供の個性を信じて大事にする事。


子育ては、親がキレるのが当たり前です。
それでも、「本当はキレないで子育てできればそれに越したことはない。子どものためにも自分のためにも優しくありたい……」
と思っているお母さん、お父さん方に、キレないためのヒントをお教えします。

キレないポイント1・開き直りが大切
キレないポイント2・「ありのまま」に合わせる
キレないポイント3・一緒に成長していく
キレないポイント4・大目に見る
キレないポイント5・素直に助けを求める
キレないポイント6・距離を置いてみる
キレないポイント7・夫を引っ張り込もう
キレないポイント8・上手な夫婦喧嘩のすすめ

■子育てが女性に重くのしかかるようになった現代なので、キレるのは仕方ない。
 キレるのは自分のせいとか、自分は母親失格だ、などと思わないで欲しい。
 そう思うことで、余計自分に自信がなくなり、キレやすくなる。

■子育て友達を作り、みんなでお喋りしながら、ワイワイガヤガヤ、楽しんで欲しい。 
 孤独、自分ひとりで抱え込まないで欲しい。
 引っ込み思案で、友達が出来にくい方は、幼稚園の先生に相談するなどして、友達を見つける。
 ママとママとつなげることも、幼稚園の先生の仕事である。

□苦手を克服し、万能選手になるより、得意なところをどんどん伸ばしていくこと。
 これからの時代、ユニークな発想、個性的なほうがよい。
 これだけは、誰にも負けない!というものを探す。

□その為に、本などではなく、生の体験をたくさんさせてあげる。
 自然の中に、遊びに行ったり、農業を手伝ったり、外国に行ったり。
 生の体験をすることで、自分にはコレだっていうものが見つかる。

□プラス思考で、良い点を見つけてあげる。
 褒めて、自信を持たせてあげる。

□今より、外国の人と一緒に仕事をするのが当たり前になるだろうから、
 色んな考え方や習慣を、縦に並べて、優劣をつけるのではなくて、
 横に並べて、違いを楽しめる人に育てること。


http://www.yamaha-ongaku.com/kids/voice/special/index.html
http://www.yumezaidan.or.jp/06watashino/documents/shiomi.pdf
http://ncc1701.jugem.jp/?eid=168
http://ameblo.jp/kominkamamas/entry-10489800224.html
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コメント
この記事へのコメント
タイトル見て、「えっ?!もう講演終わったの?」と焦って勘違いした私(汗)。
有名な方がときがわ町にまでやってきてくれて講演してくれるってすごいよね。
私も楽しみ。
2010/09/29(水) 07:21 | URL | いづたん #-[ 編集]
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